数日前から

強めの雨降りが続いている。一昨日は市内の外れでもみぞれ交じり
となり、午後喜多方市に行ったら雪が積もっていて驚いた。

そんな悪い天候の時に限って色々と急ぎの外での作業が必要にな
ったりして、雨に濡れながらの作業続きになっている。

今のご時世引き続きうっかり風邪も引けない感じなので体調に
は十分に注意しないといけない。

さて、それが仕事だから当たり前なのだが、またこのところ境界
確定図面への押印のお願いに歩いている。30年もやっている仕事
なのだが、この終盤の作業、やはり何時だって気が重くなる。

全く何の問題もなく立会が終わったところでも、「押印」とか「署名」
をお願いする場合、どうしても身構える人が多いからだ。「ハンコ押し
て、後で何か問題になったりしないよね?」とはかなり頻繁に言われる
言葉。

その都度「押印や署名が無い方が後で問題になるんですよ」とご説明を
させて頂くのが常なのだが、なかなかしっくりと来ない感じがする。

思うにお医者さんや弁護士さんその他諸々、色んな職種がテレビドラマ
等で映像化されているが、土地家屋調査士がドラマのネタになったこと
は皆無に等しいと思う。
※実は数年前テレビ朝日のドラマになったことがあるらしいのだが、映像
映えを狙ってか、ほぼ現実にはあり得ない美人女優を起用しての「女性調
査士」が主人公だったらしい。

本当に土地家屋調査士の知名度の低さにはものすごいものがある。

隣の土地を測量するとき、その隣の地権者には立会いや署名・押印をする
権利がある・・・みたいな内容を何とかテレビドラマとかに盛り込んでは
貰えないものなのだろうか?

何しろ土地家屋調査士の仕事は地味過ぎて、映像映えしないから到底無理
だろうね。もうすぐ開業30年になる本職としても心底そうは思うけどね。

さて、本文とは無関係ですが昨日木曜日の稽古の様子です。
今回はおじさんメインでの稽古になりました。
https://youtu.be/fgH7k-so_Vw