遅発性筋肉痛

というものがある。普段全く運動をしていないお父さんとかが
子供の運動会で頑張って走ったら、翌々日位にひどい筋肉痛に
なったとか、お年寄りが運動をするとやっぱり翌々日とかに筋
肉痛が来るとかいうアレだ。

これは普段から運動習慣のある人でも、エクササイズの内容を
変える等いつもと違うことをした時にも出るそうなのだが、昨
日夕方、俺にも急にこれが出た。

土地家屋調査士の仕事は、仕事の最後の仕上げに境界杭設置の
ための作業があり、これが案外重労働で経験やコツも必要なも
のだったりする。

この前の水曜日、既に境界確定の完了した現場の既存のボロボロ
の建物の解体が終わったということで、約束していた境界標の設
置作業をして来たのだが、建物解体のため重機を搬入しての作業
後ということもあり、最後の最後にとんでもない重量で踏み固め
られてしまったためものすごく硬くなった場所に境界杭を2本設置
することになった。

必死に頑張って何とか杭は設置したがやっぱりとても大変だった。
そして、それだけ硬くなった地面への杭設置という作業はそうそ
う頻繁に行うことはない。ということで二日経過した昨日夕方、急
に背中全体が攣る様な感じの何とも不快な痛みが襲って来た。

勿論同様のことはこれまでも何度かあった。朝、歯を磨いていたら
やっぱり突然背中が攣った様に痛み出したり、ということもあった。

時間が経つと背中全体と思っていたのが大分右側の肩甲骨周辺に集
中しているのが分かるようになって来た。自分では届かないので湿
布を何枚か貼ってもらい早々に床に就くことにする。

背中全体がスースーして生き返る感じ。朝起きる頃には大分楽な感
じになっていてホッとした。まだちょっと違和感があるけどね。

自分の仕事だから何とも仕方がないが、何でこんな時に・・と思わ
ずにはいられない。