8月も今日で

終わり。暑さ厳しかったこの夏もそろそろ終わりの様だ。
外での作業も随分と楽になった。

毎年のことだが、夏の終わりというものは何となく寂しさ
を感じたりするものだ。

さて、毎年恒例のジュニア交流大会も無事終わって、とりあえず
は一息ついているところだが、思えばこうした空手等習い事の類
では何とも仕方のないことかもしれないのだが、大体3年～4年の
サイクルで分支部のメンバーがガラッと変わっている。

以前の同大会に出たメンバーの大半がもう稽古には来ていない。
色々と寂しい限りだ。子供の場合は大半が中学入学と共に退会
することが多い。

例え辞めても、一定期間空手の世界で泣いたり笑ったり色々考え
たりしてくれている訳なので、決して無駄ではなかったと思う様
にしているが、運営する側としてはやっぱり色々考え込んでしま
うところも正直ある。

辞めるとか休むとかの意思表示があっての場合はまあ良いのだけ
れど、割と多いのが特に何の意思表示もなく来なくなるパターン。
実はそうしたことが普通に多い。

とは言え、誰しも空手のことだけ考えて生きている訳では無いし、
日々色々な困難と立ち向かいながら一生懸命に生きている訳だか
ら何とも仕方のない部分があると思う。「行こう行こう」と思っ
て色々迷っているうちに何年か経ってしまうということもきっと
あるだろう。

メンバーの人数も少なく細々と何とかやっている家の分支部とし
ては、会費は出席会員に会費袋をお渡ししての徴収とさせてもら
っているので、ずっと来ていない人に金銭面で迷惑をかけること
はほぼないと思うのだが、総本部の会員登録の問題があるという
ことで、ある程度の期間が過ぎたら郵便などで連絡をする様には
している。普段の記録用に使用している出席者の名簿も、一定期
間出席のない人は申し訳ないけれど外させてもらっている。

そんなことよりも、どうすれば長く続けてもらえる様になるのか
というのは、運営側にとっては大きなテーマではある。そういう
意味では色々自分自身をふがいなく感じることも多いんだよね。