12月も

あっという間に1週目が終ろうとしている。今のところ雪は
まだだ。「この冬は雪が多い」という話も聞こえてくるが、
何となくここ2年程少なかったから今年はきっと降るのだろ
う的な感じだ。俺も含めて一般の人には少ないに越したこと
は無いと思うが・・・。

さて、ホームページにも書いたが今年の稽古納めにも分支部
内の型大会を開催することにした。色々と今の状況を考えて
初級の部と中級の部2部門に分けての表彰とする予定。実は
金銀銅のメダルも既に注文済みだ。

フルコンタクト空手はやっぱり戦ってなんぼなのだが、元々
は伝統的な空手から派生して少しずつ変化(進化か?)しながら
現在の様なスタイルの空手になった訳で、当然ながらその基
礎には伝統空手のエッセンスが存在する。

現在行われている我々の空手の型は、沖縄発祥の元々の型と
はかなり変わっている様だ。これをとある古流空手の先生は
「体育的に変化した型」と言っているが、元々あった要素の
全てが消失している訳ではないだろう。

普段型稽古に割いている時間は、正直我々フルコンの人間は
そう多くないのが普通だと思うが、型稽古には発祥当時にそ
の目的とした効用以外にも十分大切に稽古すべき意味がある
筈だ。

今回もまだ型を覚えていない会員には移動稽古を行ってもらう
予定。決して見栄えを競う必要は無い。それぞれが自分なりに
丁寧にしっかり行ってくれればそれで充分だと思っている。