土曜日の朝

2020年11月2日 趣味
土曜日の朝
柴犬あかちゃんの散歩が終り、抱っこして犬の足を拭いてやって
から玄関を上がる際、靴下にサンダル履きだったためサンダルが
引っかかって脱ぎ損ない、そのままコケてバランスを崩し左膝下
を強打し「ゴーン」と大きな音が出る程の着地から、とっさに犬
を抱いたまま左回転。無意識に受け身を取り腰も背中も頭も打た
ず、あかちゃんに怪我をさせることも無かった。

この受け身は正に少林寺拳法をやっていた時に関節技で投げられる
時の動きそのもの。我ながらかなり驚いた。元々一年以上前の痛風
発作が原因とみられる不調の有る左膝には一時的に別な痛みが今は
あるが後は何ともない。「芸は身を助ける」の一種か。何よりもあ
かちゃんに怪我をさせなくて本当に良かった。

さて、昨日は毎年恒例の東北空手道選手権大会が福島市で開催された
ためスタッフとして出かけて来た。

今年は新型コロナウィルスの感染拡大のため、フルコンタクト空手の
大会は全国的にもずっと軒並み中止が続いていたのだが、新極真会で
は9月頃の地方大会から、かなり少なくはあるがちらほらと様々な対
策を講じた上で開催される様になって来ている。

東北大会も選手のPCR検査の他、無観客や部門別の入場とする等の
対策を取っての開催となった。俺は子供型と一般・シニア部門の組手
の審判を担当。かなり緊張しながら精一杯務めて来た。

子供型大会は午前で決勝までの全ての試合を終え、そのまま表彰式後
すみやかに会場を後にすると言うやり方。午前中の全員が退場後に一
般とシニアの選手の受付入場という形がとられていた。大会実行委員
の方々の様々なご苦労には心から敬意を表したいところだ。

一般組手では16歳の高校生が優勝。そして準優勝と三位にも17歳の
高校生が入賞。第4位に入賞した福島本部道場のKさんだけが社会人
だった。

優勝者は本当に見た目まだあどけない感じの今時の高校生に見えたが、
実はフルコンタクト空手部が有り、過去にも多くの強豪選手を育てて
来たことで有名な私立高校の生徒さんだった。子供の頃から空手をや
っているので以外に空手歴も長いし試合経験も入賞経験も豊富な選手
の様だ。身長にしても平均よりはやや高めだがすごく恵まれた体格と
までは行かない。とは言え数字的にも今時のスラっとスマートなだけ
の学生さんとは違い、身長体重の数値だけ見てもかなりガッチリして
いる感じはある。でも、見た目は本当にごく普通の体格だ。

一昔前の空手選手は、ウェイトトレーニング等で体形が変わる程鍛えて
いる人が多く、見た目でも「何かやってる?」感がハンパ無い人が多か
った気がするが、昨今は勿論皆鍛えてはいるのだが、見た目は割と普通
のままで強い選手がとても多いと感じる。特にごく若い世代は本当にそ
んな感じだ。稽古内容そのものもきっとどんどん進化しているからなの
だと思う。どんどん見習いたいところだ。

一昨年まではシニアに出場していた俺も、昨年からの不調で試合は
ご無沙汰。と言うか果たしてまた挑戦出来る日が来るかどうかも今
は全然分からない。昨日も過去の試合で一緒になり顔見知りの人達
の何人かと会って話すことが出来たが、何よりも元気で挑み続けら
れているのがとても羨ましかった。

勿論たとえ試合に挑めないとしても、これからもコツコツと継続して
稽古を続けることは変わりないけどね。そういう意味でも昨日は本当
にたくさんたくさん勉強になった。とても有意義な一日だった。

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