VHSではさんざん見たのだが
DVDは持っていなかったので今月何を思ったかこの2枚を
手に入れた。

映画「死亡遊戯」は実は俺が生まれて初めて映画館で見た
ブルース・リーの作品。当時中学生の俺は同級生で同じく
大のブルース・リーファンの三〇松君と一緒に、何と中学
校をさぼって(どうしてさぼったのかは今はもう全然憶えて
いないが・・・)映画館に行った。

三〇松君は何とご両親が教師。俺は何という悪い影響を当時彼に与
えていたのだろうかと反省しきり・・。その後彼とは全く会ってい
ないが、彼も教職に就いたと風のうわさで聞いている。俺などとは
違う、ちゃんとした中年になっているのだろうな・・多分・・。

それはともかくこの「死亡遊戯」、映画のラストほんの少しの時間
しか本物のブルース・リーは登場しない。

彼が他の映画の撮影の合間に格闘シーンのみを撮影しており、そう
して残されたフィルムを元にこの「死亡遊戯」は完成したと当時は
聞かされていた。

既に大昔のことでもあり、当時は写真でしか見たことのなかったあの
イエローのつなぎジャージで戦うブルース・リーの姿を世に出してく
れて本当にありがとうと言う思いだった。1日中映画館にいて確か3
回連続でこの映画を見た。

ついでに、至近距離で本気で見過ぎたためか、翌日はものすごい頭痛
を発症。もう1日学校を休んでしまったのだが・・。

しかし、2000年に公開された「GOD死亡的遊戯」。これを当時
レンタルビデオで初めて見た時の衝撃と言ったら無かった。

こっちもやっぱり大部分が「あんた誰?」みたいなブルース・リー役の
人が出て来るのだが、例のラストの格闘シーン全般に渡りキチンとした
ストーリーが見て取れたからだ。

中には全然別のブルース・リー関連の映画で「NGシーン」扱いだった
シーンが、ちゃんとした意味を持っていたりしてね。

とは言えどちらの映画でも、やっぱり本物本人の出ているシーンはとても
素晴らしい。だからこそ当時の製作スタッフがなぜそうしてちゃんと出来
ていたストーリーを無視し、全然違う物語を造ったのか・・凄く疑問だ。

単純に面倒だっただけなのかもしれないけどな・・。

ちなみに「死亡的遊戯」で使われている本人の声はコンピューターで作った
ものらしいが、この声を聴いたときはものすごく感動したのを思い出す。何
でもセリフそのものも、口の動きを解析したりして調べて作ったらしい。

そういう意味ではコンピューターが活躍しているのだが、格闘シーン等に関
しては一切加工がされていない様だ。これは本当にすごいことだと思う。今
見ても彼の動きや演技は他の追随を許さないものがあると感じる。

等と40年も前の映画の話をしている年寄りの日記でどうもすみません。
こうしたマニアック過ぎるネタの場合は、後日見直して削除したりして
ますので・・・。

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