毎年5月末は

自動車税、軽自動車税、固定資産税等の納期限に加え
土地家屋調査士会の会費の支払いが重なる。特に調査士
会の会費が結構高額で、それと同時に他の税金の支払い
が来るので本当に大変だ。

とは言え払わないことには仕方が無いので、今さっき
支払えるものは支払い、口座引き落としのものは口座
への入金を済ませて来た。

引き続き仕事は土地関係のものが結構込んでいるのだが、
先週隣接地主への立会い依頼で問題の発生した案件につ
いては、市役所等必要な部署へ出向いて再調査した結果
その依頼を断ることにした。

調査・事前測量等に費やした手間は勿論、登記事項調査
関係の印紙代等どこからも一切出ない。結構切ないけれ
ど、昔からのその土地周辺にある諸事情が重なっており
それらを解決するには今回の依頼条件では無理と判断し
た結果なので何とも仕方無いし正直ホッとした部分もある。

境界確定の仕事をしていていつも思うことは、境界自体は
お互いのものであるにも関わらず、いつも依頼者側がお願
いする立場であり、場合によっては何らかの譲歩をしなけ
ればならない場合が余りに多いなということ。

境界確定が終われば、結果として隣接の人達は一切費用を
出すことなく、これまでずっと曖昧だった境界の位置を確
定出来る上に境界標も設置してもらえるというのに・・。

何らかの法改正なり法整備は出来ないものなのだろうか、
とは、いつもいつも思うことだが・・。