フルコンタクト空手を始めて

もうすぐ丸２４年になる。

もっとも始めた当初は大山総裁も健在ではっきり言えば空手というよりは
「極真」という格闘技を始めたつもりだった。総裁が亡くなってしまった後の
極真は様々な組織に分かれてしまい今更ながら本当に残念だ。

一枚岩であってくれれば、もしかしたらあんなすごい人からも教わること
が出来た可能性があったかも・・・みたいな・・・。何しろ当時は支部ごとに
というか支部長ごとに技術体系の特色が本当に色々と凄くあったから・・。

今では「あんた誰?」みたいな人も結構どこかの極真の道場の代表を名乗
っていたりして、気持ち的には本当にもうどうだっていい状態になってる。

古き良き「極真」は多分もうとっくに終わってる。

でも、フルコンタクト空手には、コツコツ努力したことを試合で試すことが出来、
更に場合によってはその努力を公に認めてもらうことも出来るという良さがある。

様々なスタイルの空手がありその価値観も本当に様々だけれど、フルコンタクト
空手だって実践者には今だにとっても魅力的なのだ。

総合格闘技が最強だから、「極真」なんか地に落ちたとか匿名掲示板ではずっと
言われているらしいが、言ってる奴はきっと何事にも全力で取り組んだことがない
奴に違いない。