別にいつも

辛い思いをしている訳では無いが、職業柄外でずっと下ばかり向いている
ことが時々ある。地面にある境界標識や測量基準点などを探す事が多いか
らだ。

測量をするためには隣接地権者の立会いが絶対必要なので、境界が明確に
なっていれば仕事もスムーズに運ぶことになる。杭その他の境界標識が
存在すれば大体そこが境界でほぼ間違いない。極まれに「それは誰それが
勝手に打ったやつだ・・」等と言う話になり余計に揉めるということも無
くは無いが・・。

数日前と今日午前、少し前に合筆後同面積の多区画に分筆して分譲予定と
いう喜多方市北部のやや広い場所の測量依頼があった場所の杭探しをして
来た。現地は長年空き地だった様でまず現在草ボーボー。市の区画整理に
よる土地ということで確定時の図面やデータがあるため探しやすいことは
探しやすいのだが、草を刈ったり図面データの境界間の数字を巻尺で計っ
たりしながら片っ端から探した。

花粉アレルギーの症状は6月に入りようやく沈静化したが、そろそろ蚊の
姿が目立つな等と思っていたら案の定何箇所も蚊に刺されている。今年
初の虫刺されだ。

しかし、苦労した甲斐あってほぼ全点の境界標識を発見出来た。
これできっと境界立会で揉める様な事は先ず無いことだろう。
無いといいな・・・。