いよいよ

今年も残り少なくなってきた。全体での稽古日も年内は残り5回しかない。

忘年会の申し込みその他諸々年末の残りの行事の方も着々と準備が
進んでいる。毎年思うことだが、我々少人数の分支部でも約一年
のサイクルで結構行事や日々の稽古への参加メンバーは入れ替わっ
てしまっている。中には久しく会えていない会員もいたりする。

空手は誰もが生活していくに当たり必要なものでは必ずしもない。

一度は志して始めても日々やることは様々ある訳で、各々生活の中で
空手の占める比重が変化していくことは何とも仕方のないことだ。

以前もここに書いたことがあるが、空手の様な稽古事の場合月に何回か
何となく稽古に参加しているだけだと大体の人が「もう十分やった」感じに
なって飽きてしまうことが多い様だ。大部分の人がそうして普通に入れ替
わってしまっている様に思う。

すっかり空手にのめりこむと「飽きる」等ということはあり得ないことだと
わかってもらえるものと信じて長年道場責任者をして来たのだが、中々
そうしてのめり込んでもらえる人が余り多くは出て来てはくれていないの
が現状だ。

皆誰しも稽古事だけやっていられる訳ではないことは十分承知している
つもりだが、正直時々ふと寂しい気持ちになることもあるんだよね。