も高めで小雨が降っている。元々積雪が少なく助かっているこ
の冬だが、完全に雪が消えなくてもいいので道路にだけは雪が
無い状態で経過してくれれば本当に助かる。
さて、格闘技ブームだった数年前の一時期まで、格闘技や武道系
の雑誌もかなりの種類が発売されていた時期があったことは以前
もここに書いたことがあったと思う。
月刊空手道、フルコンタクトカラテ、格闘技通信、ゴング格闘技、リアルファイテン、
パワー空手、武道空手、格闘マガジンＫ、ＢＵＤＯＵＲＡ等々。中でも格闘技通信
やゴング格闘技等は一時月二回発刊していたこともあった程Ｋ-1等を中心とした
格闘技ブームは空手等武道を愛好する我々にとってはとても楽しい時期でもあった。
昨年大みそかにはかなり久しぶりに格闘技イベントが何社かのテレビ局で放映され
たのだが、実は視聴率はあまり伸びず・・・武道や格闘技関連の産業もかなりの斜陽
化が叫ばれているらしい。
そんな中何と昨年月刊空手道とフルコンタクトカラテを一冊に統合して発行する様に
なったばかりの「福昌堂」という会社が破産したというニュースが飛び込んで来た。↓
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160127-00010000-biz_shoko-nb
以前何度も書いたがその2誌は長年俺も愛読しており、平成15年にここに引っ越す
際にかなり処分したにもかかわらず現在もそのバックナンバーや関連ムック本等が
多数手元にある。
昨年2誌統合になってからは全然買わなくなってしまったが、いつもそれらの毎月の
記事内容は気にしていて書店にも足を運んでいた。しかし、正直かなりマニアックな
雑誌故に発行部数は近年全く振るわなかった様で、最近では近くの書店で見かける
こと自体も少なくなっていた。売り上げの悪い本は仕入れないのが店として賢明なの
は当然だろうがね・・・。
長年空手に関する色々な情報をそれらの雑誌から得て役立てていた身には何とも
寂しい限り。昭和51年創業とのことだが、俺の手元にあるものでは昭和55年5月号
が最も古い。
何だか空手の世界そのものが随分と廃れてしまった感じにまでもなって来るが、4年
後の東京オリンピックでの正式種目候補に空手がある今、何とか再度この業界の盛
り上がりを期待したいところだ。
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