時点では朝から一日晴れの予報だったのに意外とどんより
している。行先は全然決めていない。
やはり何となく田舎道をトコトコ走るのが好きなので会津美里
町の市野（いちの）というところを目指した。ここは何と大昔に
は宿場町だったところで、明治11年6月にはイギリスの女性
旅行家のイザベラバードという人が日光方面へ抜ける際に
利用したことで有名なのだそうだ。立て看板に書いてあるのを
見て今日初めて知った。
ここは以前父が他界してから兄が仕事を引き継いだ携帯電話の
アンテナ用地分筆のために何度も手伝いで訪れている。もっと
寒くなった時期にバイクでも来たことがあった。何度も来た割には
何にも知らなかった。
何しろ集落はここ市野で終わりなので、村の入り口には大き目の
広場が路線バスの転回用に供されている。道自体は林道が整備
されていて大内宿に抜けられるらしいのだが、何しろ道幅も細くて
路面には枯れ木や落石は勿論苔まで生えていて滅多に車が通ら
ないだろうことを物語っている。
今回も峠を目指して走ってはみたが、オフロードバイクが似合う程の
路面の悪さに加え何となく不気味な感じがして来て途中で引き返し
美里町町内を通り帰宅した。
写真は市野集落からかなり町に下ってからのもの。遠くに磐梯山も
見えて中々の景色。
今年は寒くならないうちにまたどこかへプラプラしたいな。
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