東京はかなり久しぶりなので田舎者の俺としては大分前から
移動手段その他を検討し準備はしていたものの、当日それら
をちゃんと現地で行えるのか心配なことだらけ。とは言え何と
か会場に辿り着けば地元の見慣れた人達の輪に自然に入れ
てもらい何とか無事過ごすことが出来た。
ウォーミングアップは元会津南道場生（実は空手入門俺と同期）
で現西神奈川支部に在籍しているＵ君と一緒に行った。アップ
会場のサブアリーナはものすごく暑く、試合用のタオルがびしょ
濡れで使えなくなる程。
試合自体は何しろ人数が多いので何コートも試合場が作られ
それぞれの部門が同時進行。そしてシニアは全部門手足の
サポータープラス頭部保護のヘッドガード着用が義務。
試合前にふと見ると俺のヘッドガードの前面の金網部分が他の
多くの選手のものと違っていることに気付いてすごく焦ってしまい
係員の人に早速質問。すると販売ブースにそのメーカーの人が
いるのでそちらで確認してくれとのこと。結果、道場内部販売の
ものが多くの人のメインで、俺はたまたまメーカー直販で既定の
品番のものを買ったのでタイプが別だったということが判明。試合
出場は問題ないとのことでホッとした。
でも、時折アナウンスで「サポーター類も既定の厚さの無いものや
タイプの違うものは使えない」旨や「その場合は販売ブースで買って
もらう」とか「それで遅れたら失格の可能性がある」等のアナウンスも
有ったのでかなり過剰に心配してしまった。
さて、肝心の試合の方だが、完全防具着用で時間も本選1分30秒と
いうのは今回が初めてのこと。当然ながらファールカップ以外の防具
無しの一般部の試合とも、足のみサポーター着用の通常のシニアの
試合とも大分違うものの様だということを参加してみて十分実感出来
色々と勉強になった。
内容を知り「恐らくこういうものだろう」等の想像は誰にでもできるが、
やはり実際に経験しなくては身に染みては分からないもの。今回の
経験を是非次回以降の試合や道場の皆の試合前の稽古指導に必
ず生かして行こうと思っている。
今回俺は初戦が栃木の方、そして２つ目が過去2回対戦しているこの
ドリームカップ入賞常連の東京の方。試合運びの点で完敗だった。
やる前は普段と違う不安事項が多くどうしようと思ったが何とか来年も
出てみようかと思っているところだ。
今回も地元道場所属の多くの皆さんの応援が本当にありがたかった。
何とか挑戦し続けていつか結果を出したいものだ。
今日もドリームカップ2日目。子供から学生の部までが行われている。
会津から地元福島の選手の健闘を祈りたいと思う。
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