イオンバッテリー式振動ドリルを新しく買い昨日届いた。これ
またインターネットでたまたま当たったショップで購入。今は
本当に何でもネットショッピングが当たり前。しかも便利。
ここの業者さんは通常は必ず取られる代引き手数料が無料
というのも決め手になった。勿論手数料自体はさして多額で
も無いのだが、それはそれでありがたいもの。
これを使って矢印の書かれた5㎝角程度の金属板の境界標識を固定するため
の穴あけをするのだ。以前は住宅地であればその家の家庭用電源を拝借し、
コードリールを持って行って有線のドリルで穴開けをしていたのだが、留守だっ
たりすると無理だし、諸々の事情から何となく電源を借り難い時も多々あったり
した。
とは言え年間通して然程使用頻度は多く無かったので、実は近年は同業の兄の
ドリルをその都度借りたりして仕事をしていたのだが、気が付けば何だか兄より
も俺の方が頻繁に使っている感じで申し訳なかった。で、今回思い切って買って
しまうことにした。以前は凄く高価なものばかりで正直手が出なかったのだが、
近年は随分低価格で買えるようになっていて助かった。
今日早速今やっている現場で使ってみると、兄に借りていたものよりもかなり
パワーがあり、難なく本当にあっという間に2箇所合計4穴が開いてしまった。
電動工具の品質も日々着実に向上している模様。
前にも書いたが、調査士の仕事は最終的にこうした境界標設置のための独特の
土木作業に行き付く。今回の様に電動工具を使う場合もあるが、打ち込み式の
プラスチック杭の設置の際は大きな木槌を振るうことになるし、埋めるタイプの
コンクリート杭の設置のためには穴掘りやコンクリート練り等々、各種工事業者
さん程では無いにせよ、とても地味にキツい作業に行き着くことになる。
勿論、大勢従業員を雇用し測量業を兼ねて経営しているやり手の調査士の方々も
世の中には沢山おられ、そうした方は自身がそんな作業を直接することは無いと
思うが・・・。一人調査士の俺は当たり前だが何でも自分でやる以外にないもので・・。
時々来る測量用品のカタログには、何と杭埋設のための「エンジン式自動穴掘機」
みたいなものまで今はある。これも然程高額では無いので、杭埋めの大変さを考え
ると・・・欲しい・・と思うこともあったりするが、とりあえず普通に動けるうちは頑張って
自力でやろうかとは思っている。
とは言え、過去にはかなり広い現場を一人で2日掛かって20本以上のコンクリート杭
の埋設をした際、極度の疲労で「帯状疱疹」になったことがあった。何しろ俺も年だか
らやたらと無理は出来ないので、追々そうした便利な機械の導入も考えた方が良い
のかもしれないね。
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