昨日夜

またいつもの様に慎重に（？）ご飯を食べていると、突然自分の右あごから
「バキッ」という結構大きい音がして急激に痛みが走った。一瞬固まってしま
った程。ちょっと脂汗まで噴き出して来た。まあ、一時のことで痛みが長引く
ことはなかったのだが・・・。

普段ものを食べるとき、咀嚼の仕方をいちいち意識したりは勿論しない。
慎重にしているつもりでも無意識に全く意図しない方向に動くことがある様だ。
多分「バキッ」と鳴ったのはそういうのが原因ではないかと思う。

でも、結構な音と共に急に痛んだので、念のために今日整形外科に出かけて
診察を受けてみた。整形外科の先生は「いや～顎は整形じゃなく口腔外科なん
だよねぇ～」と何とも頼りなく言い放った後一応レントゲン撮影。そしたら何と痛む
付近に折れた様なヒビの様なものが見えるとのことで、急遽口腔外科に紹介状
を書くからこれからすぐ行けだって。えぇっ～・・・。

会津若松にはちゃんとした口腔外科はトシヤが卒業した学校のある総合病院に
しか無いそうで、早速そちらへ急ぐ。何しろ午前の診察受付終了時間が迫っている。
そんな時に限って結構車があちこち渋滞していたりしてね・・・。それにしてもいきなり
病院のはしごとは・・ついてない・・。何とか時間内に病院に着き、前もって言われて
いたとおり「なんでも相談」という窓口に行く。何でも他院から紹介状持参の場合は
ここなのだそうだ。

紹介状の効果なのか何なのか「では係の者がご案内します」等とエラく親切だ。
で歯科・口腔外科の受付へ。歯科も一緒ということでもうとんでもない混雑ぶりだ。
これは今日は一日掛かりになるな・・等と思っていたら、初めの病院からあらかじめ
紹介状がＦＡＸされていたそうで、5分と待たずに診察室に呼ばれる。どうぞと言われ
て座ったのは、紛れもなく普通の歯医者のそれと同じ診察台だった。

そういえば15年程前、当時所属していた道場の後輩が、東北大会で反則パンチを
下顎前面にもらい、ここで入院手術したっけな・・・。嫌なことを思い出した・・。

入るとまずは衛生士さんとの問診。50のおじさんが息子と同じくらいの女の子に
「空手で顔蹴られて怪我しました」とか詳細を話すのは何だか情けない感じ。
「手術したことありますか？」と聞かれそういえば俺も15年前右手中指を手術した
っけな～と思い出しながら答えた。

結構待たされた後は何とレントゲン撮影だ。最初の医者でも撮ってその画像データ
も持参していたのだが・・まあ・・仕方ないか・・。
で・・・何だか知らないが「肝心のところが良く映らない」とか「ねずみさんは背が高い」
とか色んなことを言われながら撮影すること4回。ようやく先生の診察になった。

結果、「折れたりはしていないでしょう・・！」ということで今日の診察は終了。関節部
の炎症を鎮める薬というのを一日3回の一週間分もらって来た。固いものを無理して
食べたり、口を大きく開けすぎたりしない様に、ということだったが・・・あくびとかも結構
勝手に出るので以外に難しそう・・・。
次は2週間後に再度同じ口腔外科を受診することになっている。まだ当分は食事関係
ではいろいろと工夫が必要な様だ。

近々どっかの居酒屋で打ち上げの飲み会でもと思っていたのだが・・・まだしばらく
まともにものが噛めそうにないし、ちょっとお預けになりそうだ・・・残念・・。