地元の人の

お盆休みは昨日までで大体終わった様だが、時間差で休暇を取っている人や
観光で訪れている人も多いせいか、まだ会津若松の街中は普段よりはやや人
と車の多い状態が続いている。また、お盆期間の休みを交代で取る人も結構
いるので、逆に今日から休みという人もいるらしい。午後一で伺った銀行の
担当の方もお盆休みとのことでやはり不在だった。

ところで、このたまたま仕事の関係で訪れた銀行での用事を済ませ、車に
乗った途端にかかってきた電話に対応していると、銀行の中から何だか見
憶えがある人がこちらに向かって来た。何と極真同期入門のＩさんだった。
電話を済ませた後再度銀行にお邪魔し名刺交換。その後しばし近況報告や
昔話に花が咲いたことは言うまでもない。

同期入門とは言っても当時既に自分で仕事を始めていた俺とは年がかなり離
れており、確か当時高校出たてで進学のため勉強中という若者で、年もどう
やら10歳位違う。とは言え当時のそんな若者も既に40歳目前で銀行でも要職
に就かれている。あれから20年も経つのだから考えれば当たり前だが・・。

大学卒業後は色々なところに転勤し、空手でも結構あちこちの道場で稽古し
ていたのだそうだ。今は組織がバラバラに分かれてしまったので、そのいず
れも今は別組織。俺達の組織が名称を刷新したことも、余り詳しく分からな
い様だった。

当時いた極真道場への入門者はものすごく多く、俺の入った平成5年4月も
特に年度初めの4月ということで特に入門者が多かった。確か俺以外にも10
人位は入門していると思う。

その中の一人に、現在河東地区で指導に当たっておられるミキオ先輩（昇段
が俺より早かったので、いつの間にか「先輩」になった。）、そして今も
俺達の道場に来て下さっているタマガワさんもいた。その他にも女子高生が
いたり工業高校の男子がいたりオーストラリアから来た女性もいたり本当に
今思うとすごい人数だった。

そのＩさん、近年はマラソンに熱中しているそうで、各地のレースに出場し
頑張っているそうだ。今年からハーフマラソンの部門が出来る地元開催の
鶴ヶ城マラソンにも出場するのだそうだ。俺は今年に入り坐骨神経痛が出て
走るのが実はとっても辛い。以前は好きで良くその辺でランニングしていた
ので、何だかうらやましい限り。

空手自体今はやっていなくとも、何となく今も共通する「意識」がお互いに
持てている様で何だかうれしい再会だった。