相変わらず

この季節にしてはあり得ない様な寒さが続いている。今朝も事務所の
ファンヒーターはやっぱり全開。神経痛持ちにはこの寒さはとっても辛い。
しかし、今日日中はようやく少し暖かくなるとか急に暑くなるとか・・
本当かいな？！

さて、年寄り特有の身体的衰えも日々実感することが多くなり、嫌でも
人生残り少ないことを感じざるを得ない今日この頃。何れ何年かすれば
挑めるものも今より更に少なくなってしまうのだろうね。

それでも、何かに挑む直前は、どうしても様々な不安でいっぱいになって
しまう。そういう時に読み返してみる昔の雑誌の一節にこんなのがある。

「何かしたい、でも死ぬことが怖い、それでするのをやめる。やられたら
怖いからやるのをやめた。それで助かった。でも、助かったけどこれを続
けていたら何ひとつやることが出来ない。やりたいものがあるんだけれど、
究極には死ぬのが怖いから命が惜しくてやらない。これをずーっと繰り返
していって歳をとったらどうなるかと考えた。すると結局は何もやらない
のに、死はやってくる。その時、何なんだ俺の人生は、と思ったよ。」

日本伝柔拳道という武道団体代表の瀬戸敏雄という先生が、月刊フルコン
タクトカラテ別冊格闘王⑤というかなり昔の雑誌のインタビューで語って
いた言葉の一部。そしてこの方が座右の銘としていたゲーテの名言がこれ。

財貨を失うのは、少し失うこと。
名誉を失うのは、多くを失うこと。
勇気を失うのは、全てを失うことだ。
生まれなかった方が、良かっただろう。

ちょっとだけ・・勇気が湧いて来た・・かな。