ということでいよいよ春本番も近づいている感じ。今日の日中は結構気温も
上がる様だ。元々が寒さに弱いということもあって結局今日も真冬と大差の
無い服を着てしまったが、おそらく昼過ぎ位には着替えが必要になるだろう。

仕事の際着用する作業着にも様々な素材のものがあるのだが、俺は何となく
綿主体の生地のものが好きなので冬場の着用には少し寒すぎる。なのでこの
冬場は仕事で出かけるにも暖かさ重視の服を着ていた。なぜか今シーズンは
少し派手目な色の上着を着ることが多かった。でも、そろそろいつもどおり
地味な作業着姿に戻る時期が来た感じだ。

だが、しばらく派手目な色合いの上着を着て過ごしたので、何だか作業
着がすごく味気なく感じてしまう。派手な色を着るのも始めのうちは実はちょ
っと抵抗があったのに・・。いつの間にか慣れてしまった。年取ると派手な服
を好むという話もあるから、その類かな・・。

いっそのことこの春は現場での土木作業の時以外は、ちょっとだけこだわった
調査士らしい服装でも模索してみるか。着るものは何でもいい、みたいな考え
方が実は老化の始まりってこともあるらしいからね。

さて、毎年のことだが春は出会いと別れの季節。道場内でも様々人の動きが
あることは日々ここにも書いているとおり。

この11年、道場運営をして来た間にもかなりの人が我々の道場を訪れ、今も
引き続き共に汗を流し続ける人達がいる一方、様々な事情で去って行った人
達もいる。

転勤その他仕事の都合でという人もいるし、中学に入学するからということで
やめて行った人達も多い。そういう感じで理由がある程度分かる人はまだ良い
のだが、何だか良く分からない感じでやめていった人もやはりいる。

せっかく空手を始めて一定の期間共に汗を流した人が、急に来なくなりやめて
行くのは、いつも何だかとても残念でならない。少なくとも道場で共に稽古し
ているにいるときには、何らかの意思の疎通がちゃんとあった筈なのに・・。

その度に自分の無力さを思い知らされる感じがする。

空手は元々普通に生活する上で必要なものでは全然無い。その人にとっての
興味や必要が無ければ始めからやる必要もないものだから、途中で興味や
必要が無くなってしまったのだろうと考える他は無い。

以前も書いた事だが、単純な娯楽的な楽しさは空手には無いと思う。
楽しさの種類が違うと言えば良いのか何と言えば良いのか・・。

でも、はまってしまった人はやることなすことなぜか何もかもが楽しくなって
しまう。傍目には過酷な組手やミット稽古や補強運動も、確かにキツイことは
キツイのだが、何だか楽しくて仕方がないのだ。

それは多分そういう稽古をすれば自分が確実に変われると思えるからなのかも
しれない。

こうして書いていることの意味自体分かってもらうのは難しいことかもしれ
ないが・・。

意外と全然普通の人が空手にハマる例も今までたくさん見て来ている。
「空手って楽しいな」「空手やってホントに良かったな」と一人でも多くの
人に言ってもらえる様に、頑張らないといけないね。

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