好天続きから一転して

梅雨らしい天気となっている。昨日の夕方はかなり近いところで雷も
鳴り、雷が大嫌いな家の犬がしきりに怖がっていて気の毒だった。
そんな中昨日も木曜日1時間の稽古。シンヤが職員会議のために
欠席だったが、後は概ねいつものメンバー。マツキ先輩も復活して
元気に参加してくれた。今回もとても良い稽古になった。

以前「大往生したけりゃ医療とかかわるな」という本を読んだとここに
書いたが、その後も偶然やはり現役医師の著書をまた読んだ。
何だか仕事の忙しいときの方がやたらとネットで本の注文をしてしまいがち。
時間を見つけては本ばかり読んでいるな・・。

さて、その本は「50歳を超えても30代に見える生き方」（講談社新書）と
いうもの。医学博士の南雲吉則さんという方の著書だ。この方も本は他にも
たくさん書かれているので知っている人も多いかもしれない。

タイトルがこういうものでも流石に医学博士の書いたものだけあり決して
「若づくり」の指南書では無い。良い生活習慣を身に着け若々しく活動的
に生きるための工夫等が、以前はメタボだったというご自身の体験談なども
交えつつ詳細に書かれている。

老いることにもガンその他の病気になることにも必ずその理由があるそうだ。
何しろ人は「老い」や「死」から逃れることは出来ないのだし、俺自身も別
にただ長生きがしたい訳では無い。書いてあること全部は無理かもしれない
が、可能な限り参考にしてより良い年の取り方をしたいなと思ったよ。

ガンになる理由というものも良くわかった。食事に気を使ったり、飲酒その他
嗜好品の類を節制したりというのは誰でも少なからずやっていることだと思う
が、そういう面でも参考になる事がたくさんあった。

個人的に特に気を付けたいと思ったのは、「丸ごと食べられるものを食べる」
とか「生き物の卵や植物の芽にはプリン体が多い」って事。ビールは麦芽が
入っているからやっぱり余り良くないらしい。（俺の場合「痛風」が心配。）
それだけを考えれば含有量の少ない発泡酒などの方がむしろ良いのだそうだ。

後は別な著書でも紹介されている「ゴボウ茶」というもの。市販もしている
のだが、自分でも割と簡単に作れそうなので是非試してみたいと思っている。

童顔の家系のせいで今でも軽く10歳は下の人にも平気でタメ口を使われる
俺だが、実は中身までもホントに若々しい訳では正直ない。でも、出来れば
寿命が来るときまで、ずっと活動的で若々しくいたいとは思っている。

この本も興味のある人は是非読んでみて下さい。お勧めです。