連日原発や

水道水の汚染や農産物関係の汚染・風評被害等の報道が続いている。
余震は少しだけ落ち着いた様で今日は騒ぐほどのものは無かった気が
する。とは言え相変わらず燃料パニックも続いておりスーパーの棚も
相変わらずやたらと空きが目立つ。会津には避難してきた方々も多い
せいか、普段よりもやっぱり街はかなりざわついている感じがする。

ところで昨日買った地元店の食パンだが、とってもおいしかった！
大量生産の大手工場とは違いコストがかかるためか値段は高かったの
だがおいしさでは完全に勝っているかもね。普段は大手に押されて
目立たない存在だったりしたのかもしれないが、これを機にこのおい
しさが評判になれば、今後もきっと売れ続けるのでは無いかと思う。

テレビでも最近は苦戦気味の被災地にある地元商店街が自分達も苦しい
この今の時期に頑張って良心的に商品を販売し喜ばれているという話題
もあった。郊外型店舗や量販店に押され苦戦していた地元商店街の様な
小さい店も、地元の人間として本来の商売のやり方を見失わなければ
今回はこうした悲しく恐ろしい大災害がきっかけではあったが、今後も
その存在が見直され、或いは今後も生き残り発展出来るかもしれない。

例の燃料パニックでも、前回も書いたとおり店側の対応が大きく違って
いた。皆が困っている時に横柄で不親切な態度だったり、ひどいところは
便乗値上げで不当に高い価格でガソリンを売っていて警察が入ったところ
もあったとか・・。そして皆が困って行列しているところでお客を待たせ
たまま悠々と昼休みをしている店舗もあったとか・・ひどいものだ。

俺が昨日バイクに給油して来たスタンドは市内だけでなく他県にも店舗を
展開するいわゆる大手なのだが、噂によると道路に車が列を作り交通渋滞が
増えない様渋滞などが心配な店舗は閉店にして、開店する店舗をわざと限定、
そしてそれぞれの店舗に店員さんを増員配置してお客の回転を良くするなど
とても工夫した対応がみられた。当然個々の店員さんの接客態度もとても親切
で大したものだった。

「ピンチはチャンス」とは良く言ったもので、周りも自分自身も大変な時に
相手にどんな形で接することが出来るかでそのそれぞれの人や店や会社等の
その後はきっと大きく変わるよね。そしてそれは何て事は無い・・ほんの
少しの気遣いで十分なんだよね。