またまた

寒の戻りで昨日今日と雪になったがやっぱりもう春の雪・・すぐに消え去って
しまうだろう。寒い季節も後少しかな。
後輩のブログで「入院」していたと聞いて結構驚きショックを受けた。
皆それぞれに仕事を持ち家庭の事もあるしいろいろ大変だと思う。その傍らで
空手に価値を見出し頑張っている人たちばかりだから、通常稽古の場を預る身
としては少し責任も感じるし・・色々と考えさせられた。
　
その昔俺も空手を始めて５～６年は火・木・土週三回の稽古に極力休まず通い
ながら空いている月・水・金・日は自分なりの補強運動・稽古をして過ごして
いた。緑帯になってからは先輩にお願いして日曜日の自主稽古にも参加してい
た。で・・・思えばいつも疲れていた。すぐ風邪をひいて家族や知人に「空手
で鍛えている割には体弱いんだな！」といつも馬鹿にされていた気がする。
当時既に微妙な年齢だったから・・そうせずにはいられなかったのだが・・。

当初、火・木・土の稽古はとても厳しかった。合間に補強を含んだ基本の後、
組手立ちの移動稽古、型と続き最後は「スパーリング」では無く「組手」が
待っていた。勿論サポーター着用だが結構皆とガチガチに打ち合った。
当時はそういう「ガチガチ」が楽しみで来ている感じの先輩方が多かったし
実は俺も結構そういうのが好きだった。ちょっとキツい怪我してる時の組手
はさすがに辛かったが・・・。
補強運動も毎回かなりキツかった。補強中心で稽古時間のほとんどが終わりと
いう日もあったな・・。長期の休みの前には物凄くキツイ補強があって・・・
休み中「しゃがめない」なんて事もあった。でも、当時の道場はものすごく
人数が多かったし・・今でもそれはそれで良い稽古だったと思っている。

今俺達のところはハッキリ言って人数が少ない。だから頑張って参加して
くれる会員の皆一人一人に毎回少しでも為になる稽古にしたいといつも思って
いるが・・中々難しい。各稽古日の参加メンバーやその体調によって内容も考
える様にしてはいるが・・・至らないところも多いと思う。本当に難しい。
今後も常に柔軟に頭を働かせてやっていかねばならないと思っている。
例え試合で勝てたとしてもそれまでの稽古で健康を害し生活がおかしくなって
は何にもならないしね。