昨日は恒例の

2007年8月18日
調査士会の夏の研修会で郡山に行ってきた。
午後だけだったのだがここのところのんびりしていたので
たちまち睡魔が襲って来て大変だった。
今回のテーマは「業際」。

俺達の仕事は測量が伴うので仕事の一部が測量会社とかぶる
事があったりする。そしてその測量成果をまとめて登記申請
その他の手続きを行なうのだが、こちらでは「行政書士」と
言う資格者と業務がかぶったりする。どの業界も生きるため
に仕事をし報酬を得なければならないから・・ギリギリのと
ころまでお互いが入り込んでいたり・・本当に大変だ。

仕事を受けるにも特に公共事業関係の場合、調査士の場合は
従来年度始めに一定の業務内容について事前にある程度の受
託金額を契約で交わしていたのだが、今年度からは競争入札
制度が導入されたりしている。まだ全ての官公庁で実施とな
った訳ではないが・・・。

我々の業界だけでなく今は本当にどこも競争が激化していて
大変だ。調査士の業界も法改正やコンピューター化の波で業
務内容にも近年著しい変化がみられるが、きっとどこの業界も
同様なのだろう。かなり平均年齢の高い我々の業界だが、皆
必死に食らいつき対応していこうとする姿勢を昨日の研修会
でもヒシヒシと感じた。今が正念場と感じるこの業界・・・
俺も食らいついていくつもりだ。

今の世の中、旧態依然何の努力もせずのほほんとしていて生き
残れる業界などあるはずがないが・・・。

ところで俺は趣味の一つとして空手をやっているが、こちらの
業界にも当然「プロ」がいる訳で・・・本当に大変な状況だ。
この人口13万(?だっけ・・)程度の会津若松にも物凄い
数の空手団体がある。拳法その他類似団体を含めるともっと凄
い数になるだろう。立派な専用の道場を持つ団体も全然珍しく
無くなった。他の地区に本部を構える団体が会津にわざわざ来
てカルチャースクールやスポーツクラブなどで指導していたり
もする。親切な指導で人気も上々なのだそうだ。

空手は武道であり道場はスポーツクラブではない。
実際カルチャーやスポクラでは本当の意味での空手は出来ない
だろうと思う。「間口を広くする」という意味では或いは効果
があるかもしれないが結局はせいぜい「体験入門」程度・・。
実際それ以上を望む人は最初から正式な道場に入るだろう。
ただし・・・稽古の環境は十分に整っていた方がいいに決まっ
ている。

以前知人に「オタクは町外れの体育館で週に何回かやってるん
でしょう・・」と言われ、返す言葉も無く・・正直悔しい思い
をした。大昔・・俺が拳法をやっていたのもやっぱり町外れの
中学の体育館だったりした。気がつけば人間同じ事を繰り返し
ているな・・・とつくづく思う。俺には今どうする事も出来な
いが何とか出来るものならしたいものだ。ちゃんとした内容で
やっていても他人の目なんかそんなもの・・。
「分かる人には分かる」なんて事も言われたが・・やっぱり
ちゃんと認められないのはものすごく悔しいな。

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