突然・・・

我が家のウサギ「ぴょん太郎」が死んでしまった。
水曜の朝の事だった。
下の子が5年生の秋に近所のホームセンターで買ったの
だった。子ウサギでは無くはっきり言ってかなり大きく
なった状態の売れ残りウサギだったかもしれない。
約5年間の命だった。
正直柴犬のコタロウが家族に加わってからはそっちが断然
騒がしくて手がかかるのもあって、すっかり人気を奪われた
感じで気の毒だった。

実は先週、正義の目方先輩のところのウサギも死んでしまった
と聞かされたばかり。しばらく様子がおかしかったそうだが
やはり突然朝起きたら死んでいたとの事。
先輩のところは火葬にしてあげたのだそうだ。

家のうさぎは特に元気の無い様子も無いと思っていたのだが
飼育担当の下の子によると少し前からドライフードのえさを
余り食べなくなっており、毎日生野菜をあげたりしていたら
しい・・・。

そして火曜日の稽古の時、目方先輩から家に残ってしまった
ウサギ用のえさを頂いた。何も考えず持ち帰り翌日あげようと
ウサギのいる部屋に置いて置いたのだが・・・何と翌日・・・
ぴょん太郎は死んでいたのだった。
霊感の強い（らしい・・？）下の子が言うには、死ぬ前の晩に
宿題をしている時「先輩のところのウサギがぴょん太郎のとこ
ろに来ていた」・・・らしい・・・。本当かよ・・！
思えばかなり不思議な出来事だ。

火葬にしてあげる時間もなかったので仕方なく庭に深く穴を掘
りぴょん太郎を埋めてやった。硬くはなっていたがどこも汚れ
たりはしていなかった。本当に「カクン・・」って感じの死に
方だった。翌日にはお母さんが立派なお墓を作ってくれた。
さっきまたお線香をあげてやった。

ウサギは犬みたいに騒いで意思表示したりはしない・・当たり
前だが・・・。そういう意味では最後まで十分な世話が出来た
とはとても言えない。本当に可愛そうなことをした。
でも、もし最後に先輩のウサギと一緒に天に昇り、今も仲良く
一緒にいるのだとしたら・・・せめてもの救いだな・・・。