世の中何でも

競争が当たり前。人間が生きていく過程のそこここに必ず競争
せざるを得ない場面が待ち受けている。学校や下手をすると
幼稚園でさえも競争はある。競争になるとみんな熱くなるよね。
何でも競争の要素があると真剣になるし、より楽しくもなるの
かもしれない・・。

俺は生まれ持った能力自体が平凡で何の自信ももてない事が
多かったせいかもしれないが、子供の頃から競争が好きでは
無かった。「勝った方にこれあげる」何て事になるといとも
簡単にその勝負から降りてしまった。

仕事を選ぶ上でもやっぱりその辺の事は重要だと思っていた。
今の仕事は職人になるようなつもりで頑張って勉強し資格を得
開業した。コツコツとしっかりした仕事を積み重ねる事で人様
の信頼を得、世の中の役にも立てるものと思っていた。

しかし、この業界も入ってみるとやっぱり競争！信頼を得る前
に仕事の獲得が本当に大変だ。開業後年々安定するなら良いが
年々周りの環境も含めてどんどん大変な状態になっている感じ
がする。某外食産業のキャッチフレーズがそっくり当てはまる
感じだ・・・。「早い・安い・上手い（美味い・・か？）」

当たり前の仕事をするには当然手間ひまや経費がかかる。
経費や手間の削減は法律が関わるこの仕事ではやたらと出来る
ものではない・・。誤魔化して適当な仕事をするのなら別だけ
ど・・・。そんな事は資格者として・・出来ない・・。
しかし、世の中の流れは全ての業界でそっちへ流れている感じ
がする・・。一体どうなってしまうのだろう・・。

空手はいいよね。
試合や組手もある意味一対一の戦いだから競争なのかもしれな
いけれど、試して自分のダメなところや足りないところを
コツコツ改善してまた試せる・・楽しみ・・。

ばっちり出来ると思ったことが大して出来なかったりして・・。
また、最初からやり直し。自分の体を使った創作活動・・
とか言ったら・・ちと大げさか！
平凡な能力しか無い俺は・・いつもそう思って空手をしている。
ホント空手は楽しいね！