巷では・・

プロ格闘家が一般の人に道端での口論の末殴られて大怪我を
したことが話題になっています。皆さんはこれについてどう
お考えになりますか？

怪我をした格闘家は自分が手を出したら相手に怪我をさせ大変
な事になってしまうので、無抵抗で殴られたとコメントして
いるそうです。
実際、名のある格闘家が普通の人にけがさせたらどんな事にな
るか・・・。相手が悪ければ「○○格闘技の○○選手か。慰謝料
と治療費でガッポガッポだな、へッへッへ・・・」てなことに
もなりかねません。本当はどっちが悪いにしても多分そうなるで
しょうね。大怪我をした格闘家は賢明な対処をしたのだと思いま
す。その分「プロ格闘家だとは知らなかった」という加害者は今
頃多額の慰謝料や治療費を請求され「ガクガクブルブル」かもし
れません。

しかし、一方影では「格闘家なのに素人のパンチに対処出来なか
ったのか」等々いろいろ言われたりもしている様ですが・・・。
私個人としては一般生活でのもめごととリング上での格闘技を一
緒と考えてしまっている時点ですでに全くナンセンスな話になっ
ていると思ってしまいますが・・・。

影で言う人達の考えは「格闘技の技で殴られずに対処は出来なか
ったのだろうか？」という事だとは思いますが、こればっかりは
開始のゴングや始めの合図がある訳でも無く、その状況も分から
ないので何とも言えません。それに、格闘技をやっていない一般
の人が全然弱い等という保障はどこにもありませんから・・・。
何にもやっていなくても物凄い力持ちだったり巨体の持ち主は
世の中ざらにいる訳で・・・そういう人は実際それだけで十分
強い！でも、実際は「何にも考えずにむちゃくちゃが出来る人」
が一番怖い様な気がします。

今回の格闘家の方は、自分が手を出したら大変な事になると
判断し行動した訳ですが、もしも、何にも考えずに相手をボコボ
コにしていたとしたら・・・。
相手も自分も今よりもっと気の毒な事になっていた事でしょう。

護身術なども同様で、状況にもよると思いますがどんな技でも練
習の時の様にスッキリ決めるのは本当に難しい事だと思います。
いつかどこかの格闘技団体の偉い方が「危険な所には行かない」
のが最高の護身術とおっしゃってました。本当にそのとおりかも
しれません。あれ・・何だか話が脱線してる様な・・・。
まあ、ひとり言ですからこんなもんですよ！