右手が親指が

痛いなーと思ったら、昨日針仕事で刺したからでした。針仕事と
は言っても別に妻に逃げられた訳ではありません。時々ミットの
補修などをしているのです。大きいものでは以前ファスナーの壊
れたダミーミットを補修しました。革用・テント用・帆布用等の
特殊針が手芸用品店で売っているのです。
いつも良く指に刺してしまい痛い思いをしますが、昨日は厚物に
針を通そうと皮製の「指ぬき」でグッと押し込んだら、針先端の
反対側の針の根元部分が、指ぬきを貫通して刺さって来たのでした。全く予期せぬ出来事だったのでその今まで経験した事の無い
痛みにしばし驚いてしまいました。

少し前に比べるとミットなどは価格の安いメーカーも増えたので
壊れたら買えば良いのかもしれませんが、店頭で買うのならいざ
知らず、大概まだ通販になってしまうので、送料だの代引料だの
で結局は結構高くつきます。ですから何とか直せそうな物は頑張
って補修し使う事にしています。少々貧乏くさいですが・・・。
お陰で大分針仕事も上手くなった（？）かもしれません。
要するに「物を大事に使う」とか言う事でも無く、ただ単に必要
に迫られてやっているに過ぎませんが・・・。
そういえば大昔のアニメ「あしたのジョー」のワンシーンにも
丹下段平がミットやグローブを補修する姿が出て来たっけなー等
と思い出しながらね・・・。

いくら補修すれば使えるとはいってもレザーや布の継ぎ目やファ
スナー部分から、中身のウレタンが粉末状になって、打っている
時に出て来たりする様になった時にはきっぱりと捨てます。
そんなもの吸い込んだりしたら大変だからね。

いつの間にか我が家の和室の一角は、道場で皆で使おうと買い
集めたミットだらけになっていて、いつも余りに乱雑にしていた
ので、妻が見かねて棚を買ってくれました。大分整理されました
が、我が家の和室が「物置状態」である事は、以前と全く変わり
有りません。いつの日か常設道場でも出来たら棚もろとも寄付し
たいと思っています。